ゾックの野球観と高校生活

習熟度別授業は希望制にするべきか

 我が校は単位制であり、自由に履修科目を取れるというのがいいところだ。しかし、その反面人数的な都合で思い通りにならないこともある。

 我が校は特に英語に力を入れているので英語の話題が多くなるが、「リーディング発展」という科目がある。これはリーディングという科目とは別に大学受験対策として開講される科目である。そのためけっこうな数の生徒が履修を希望している。これは事前に「発展・標準・基礎」の三つの中からどこに行きたいかを選べるものでいわゆる希望制習熟度別クラス編成である。
 しかし、今日になって「発展のクラスが予想していた(現在英語構造の発展クラスの人数である100人くらい)ものより大幅に多くなってしまったので、数十名他のクラスに異動してほしい。」ということだ。なんやこれ?僕は現在英語構造のクラスは標準であるが、もちろん「リーディング発展」ということもあって発展を選んだ。この手紙がきても発展で行く。
 希望したのが何人いたのかはわからないが、そもそも予想が100人というのはちょっと予想違いだろう。リーディンング発展で基礎を取る人はそんなにいないのではないだろうか。それならリーディング発展なんて取らないべ。発展勉強をしたいからとるものであって必修ではないんだから。

 クラス別の参考教材的な感じでテキストのコピーが配られた。
 基礎は法政大学の問題で比較的わからない単語が少なく、読みやすい文章である。まあ基礎って感じだな。
 標準は早稲田大学。早稲田というところで早稲田志望の人は「標準がいいのかな?」と考えるかもしれないが、早稲田の中でも簡単なほうの問題だと思う。英文和訳があるとことからすると商学部あたりだと思うが、法学部とかそこらに行きたい人はもうひとつ上のレベルだろう。軽く解いてみたのだがもう少し語彙力があれば今でも和訳できる感じであった。いい作戦だと思った。
 発展はこれまた奇抜な問題である。なんと下書き用紙がついているではないか!あまりこのような問題は見たことがない。発展の中でも最も難しい中の一つであるのかもしれない。これで「発展はこんなに難しいんだぞ」というのを見せているのかもしれない。だが僕は発展だ。

 ここまで書いてきたが、生徒が知りたいことは「○○大学に行きたいなら○○クラスである」というものである。
発展:「東大・京大、国立医大向け」
標準:「難関国公立、早慶上智向け」
基礎:「国立大学、MARCHG、その他の英語長文をメインとする入試のところ向け」
 という感じに出してほしかった。そしたら僕は標準に行くだろうし、他の人もそうするだろう。まあっこの通りだったら発展の空洞化が見え見えであるが…。

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